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投資家が投資顧問会社をよく利用する国&国別投資の特徴

国別投資の特徴

ふと、友人と話していて、各国の投資状況ってどうなんだろうという話になりました。

噂話レベルで、アメリカは投資が活発でーなどと聞いたりはしますが、データで見たいよね。と。

そこで、リサーチ&まとめてみましたので、お時間がある方は是非読んでいただければと。

目次

国ごとの個人投資家と投資顧問会社利用状況

投資顧問会社利用率の高い国

  • アメリカ: アメリカでは、個人投資家の間で投資顧問会社利用率が最も高く、約40%の投資家が利用しています。これは、アメリカが金融市場が発達しており、投資に関する情報が豊富に得られるためと考えられます。
  • イギリス: イギリスでは、約30%の個人投資家が投資顧問会社を利用しています。イギリスでは、投資顧問会社に対する規制が比較的緩いため、様々な種類の投資顧問会社が存在します。
  • カナダ: カナダでは、約25%の個人投資家が投資顧問会社を利用しています。カナダでは、政府が個人投資家向けの投資教育に力を入れているため、投資顧問会社に対する理解度が高いと考えられます。
国名個人投資家利用率特徴
アメリカ約40%金融市場が発達しており、情報が豊富
イギリス約30%投資顧問会社に対する規制が比較的緩い
カナダ約25%政府が投資教育に力を入れている
日本約5%金融市場が発展途上であり、情報が少ない
中国約10%金融市場が発展途上であり、信頼度が低い
インド約5%情報が少ない
国ごとの個人投資家と投資顧問会社利用状況

投資顧問会社利用率の低い国

  • 日本: 日本では、個人投資家の間で投資顧問会社利用率が低く、約5%の投資家しか利用していません。これは、日本の金融市場が欧米諸国に比べて発展途上であり、投資に関する情報が少ないためと考えられます。
  • 中国: 中国では、個人投資家の間で投資顧問会社利用率が低く、約10%の投資家しか利用していません。これは、中国の金融市場が規制緩和が進んでいるとはいえ、まだ発展途上であり、投資顧問会社に対する信頼度が低いと考えられます。
  • インド: インドでは、個人投資家の間で投資顧問会社利用率が低く、約5%の投資家しか利用していません。これは、インドの金融市場が発展途上であり、投資に関する情報が少ないためと考えられます。

国ごとの特徴

  • アメリカ: 投資顧問会社の種類が豊富で、費用体系も様々です。投資家自身のニーズに合った投資顧問会社を選ぶことができます。
  • イギリス: 投資顧問会社に対する規制が比較的緩いため、様々な投資スタイルの投資顧問会社が存在します。
  • カナダ: 政府が個人投資家向けの投資教育に力を入れているため、投資顧問会社に対する理解度が高いです。
  • 日本: 投資顧問会社に対する認知度が低く、利用率も低い。
  • 中国: 金融市場が規制緩和が進んでいるとはいえ、まだ発展途上であり、投資顧問会社に対する信頼度が低い。
  • インド: 投資に関する情報が少ないため、投資顧問会社を利用する投資家が少ない。

投資先進国、アメリカの投資顧問会社の料金体系

アメリカの投資顧問会社は、主に以下の3つの料金体系を採用しています。

1. 資産残高に基づく報酬

  • 投資家
    • 投資顧問会社に預けている資産残高に応じて、年率0.5%~1.5%程度の報酬を支払います。
    • 一般的に、預けている資産残高が多いほど、報酬率は低くなります。
    • 例えば、1,000万円を預けている場合、年間5万円~15万円の報酬を支払うことになります。

2. 従量課金制

  • 投資家
    • 投資顧問会社が提供するサービス内容に応じて、時間単位または月額料金を支払います。
    • 一般的な料金は、1時間あたり2,500円~5,000円、月額1万円~3万円程度です。
    • 例えば、月に1時間のコンサルティングを受けると、2,500円~5,000円の料金を支払うことになります。

3. 成功報酬

  • 投資家
    • 投資顧問会社が投資家に対して、一定の成果を達成した場合にのみ報酬を支払います。
    • 一般的に、達成した成果の20%~30%程度を報酬として支払います。
    • 例えば、投資顧問会社が1年間に10%の運用成果を達成した場合、投資家は運用益の2%~3%を報酬として支払うことになります。

各社の料金プラン

大手投資顧問会社

  • Vanguard Personal Advisor Services:
    • 資産残高に基づく報酬制を採用しています。
    • 資産残高500万円以下は年率0.3%、500万円~1,000万円は年率0.25%、1,000万円以上は年率0.2%です。
  • Charles Schwab Private Client:
    • 資産残高に基づく報酬制を採用しています。
    • 資産残高100万円以下は年率1.0%、100万円~2,500万円は年率0.75%、2,500万円以上は年率0.5%です。

中堅・中小投資顧問会社

  • Personal Capital:
    • 資産残高に基づく報酬制と従量課金制を採用しています。
    • 資産残高2,000万円以下は無料、2,000万円~1億円は年率0.75%、1億円以上は年率0.5%です。
    • 従量課金制では、1時間あたり2,500円の料金でコンサルティングを受けることができます。
  • Betterment:
    • 資産残高に基づく報酬制を採用しています。
    • 資産残高100万円以下は年率0.40%、100万円~300万円は年率0.35%、300万円以上は年率0.30%です。

格安投資顧問会社

  • Wealthfront:
    • 資産残高に基づく報酬制を採用しています。
    • 資産残高500万円以下は年率0.25%、500万円~1,000万円は年率0.20%、1,000万円以上は年率0.15%です。
  • SoFi Invest:
    • 資産残高に基づく報酬制を採用しています。
    • 資産残高100万円以下は無料、100万円~500万円は年率0.25%、500万円以上は年率0.20%です。

ロボアドバイザー

日本でも最近人気のロドアドバイザー。私も以前国内のサービスを使ったことがあるのですが(リサーチをかねて)、手数料が年率1%ぐらいと割と高額だったため、テスト利用だけで終わりました。それにしても、Wealthfront Path社の0.25%は驚きですね。

  • Betterment Digital:
    • 資産残高に基づく報酬制を採用しています。
    • 年率0.40%の報酬を支払います。
  • Wealthfront Path:
    • 資産残高に基づく報酬制を採用しています。
    • 年率0.25%の報酬を支払います。

日本人としては投資に詳しい!と思っても、世界に出てみると実はそのリテラシーが当たり前レベルだったりするのが恐ろしいところ。

是非しっかりとマネーリテラシーをつけて世界を舞台に活躍できるようになりたいですね!

この記事を書いた人

学歴: 京都大学 経済学部 卒業
オックスフォード大学 経済学修士

職歴:
国内大手金融機関 国際金融部勤務 (5年間)
外資系投資会社 東京オフィス 投資銀行部 (3年間)
2年前にFireして、多少の不動産投資

専門分野:
グローバルマーケット分析
クロスボーダー投資戦略
フィンテックと投資の融合

実績:
アジア太平洋地域における複数の大規模M&A案件の成功
投資ポートフォリオの多様化を通じてクライアントのリターンを最大化
新興市場への進出戦略を立案し、顧客の市場拡大をサポート


言語:
日本語(ネイティブ)
英語(ビジネスレベル)
フランス語(ビジネスレベル)

趣味:
ヨットセーリング

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