先日、久しぶりの同級生と飲んだ時に、資産運用が得意(というか趣味)の私に白羽の矢が立ちました。
よくよく聞いてみると、月に投資に回せる予算は5万円が限度。しかし、自分でリサーチは不安が残り、できれば外部のプロの力を使いたいという内容でした。
本人の話をまとめると
投資目的: 資産形成: 長期的に貯金を増やすために投資を開始したい
リスク: 安定したリターンを得られる投資先を希望するが、少しのリスクは受け入れ可能
しかし、友人だからこそきつめのアドバイスをしました。というのも、私の友人は、
投資顧問会社は全て勝てる情報を持ってるとネットで見たらしく、必勝法ぐらいに思っていたので、そのような投資法は誰も知らないということを理解してもらった。
とはいえ、バフェット氏のパフォーマンスってどれぐらいなのかなあと調べてびっくり
なんと50年間の年間平均リターン(複利)が約20%という驚くべき数字を叩き出している。
世界一の男はやはり、うそくさいまでにすごい数字をたたき出しているのだ。脱線して申し訳ない。
話を戻すと、5万円から毎月の情報料などを投資顧問会社に払うと。、投資に回せる予算が大幅に少なくなってしまうため、投資顧問の助言をもとに投資にまわすのではなく、はじめての投資のスタンスを大幅にかえて提案した
1. 保険商品に投資する
保険商品への投資は、投資経験がない初心者に適しています。保険会社はリスク管理に優れており、比較的安定したリターンを提供します。これらの商品は一般的に、市場の変動に強く、長期的な資産形成に有効です。さらに、税制上の優遇措置がある場合も多く、節税効果も期待できます。ただし、保険商品には解約時の手数料や運用コストが発生することもあるため、その点も検討する必要があります。
2. 投資信託を利用する
投資信託は、さまざまな資産に分散投資することでリスクを抑えつつ、資産を増やすことを目指す金融商品です。特にバランス型の投資信託は、株式と債券のバランスが取られているため、リスクとリターンのバランスが良いとされています。投資信託を選ぶ際は、信託銀行や証券会社の専門家の助言を受け、自分の投資目標やリスク許容度に合った商品を選ぶことが大切です。また、運用手数料や信託報酬に注意し、コストパフォーマンスを考慮することも重要です。
3. ETF(上場投資信託)を利用する
ETFは、株式市場に上場している投資信託で、株式や債券などの指数に連動するパフォーマンスを目指しています。ETFは個別株式と比較してリスクが分散されており、また低コストで運用できることが特徴です。初心者でも簡単に取引できるため、菊地さんのような投資初心者にも適しています。投資するETFを選ぶ際は、証券会社の専門家のアドバイスを受け、自分の投資目標やリスク許容度に合ったものを選ぶことが重要です。
4. 銀行の定期預金を利用する
定期預金は、リスクをほとんど取りたくない人に適した選択肢です。銀行に一定期間お金を預けることで、保証された利率で利息を得ることができます。元本割れのリスクがないため、資金の安全性が高いです。しかし、その反面、リターンは市場投資に比べて低めです。そのため、菊地さんのような投資初心者は、リスクを分散するために一部の資金を定期預金に回すことも一つの戦略です。
5. ロボアドバイザーを利用する
ロボアドバイザーは、AIやアルゴリズムを使用して投資ポートフォリオを自動的に管理し、最適化するサービスです。小額から始められるため、投資初心者には特に適しています。ロボアドバイザーは、ユーザーの投資目標やリスク許容度に基づいて、適切な資産配分を行います。
結果的に菊地(友人)には、複数のロボアドバイザーを比較検討し、最適なサービスを選ぶことをお勧めしました。ただし、ロボアドバイザーにも運用手数料がかかるため(これが実はまあまあ高い。他社の数倍かかっている場合もあるので要注意だ。)
しかし、管理画面を見るだけで分散投資されてそれぞれがどういう値動きをしているかがわかるのは非常に投資の入口としては最高だと思い、今回友人にはまず地に足をつけてほしいと思いオススメした次第です。
中級者以降はロボアドはおあまりお勧めしていません。